眼科

白内障(part1)
美園おかだ眼科
院長 岡田 昭人

眼瞼・眼球の断面図

Q白内障ってどんな病気なんですか?

A目の中には、ピント合わせの役目をする水晶体(レンズ)があります。もともとは透明な水晶体が、濁った状態になってしまうのが白内障です。

Qどういう原因でなるのですか?

A水晶体の蛋白質が変性して濁ってくるのですが、殆どの方はこれといった原因が特に無く、老化現象と紫外線などの環境因子が結び付いて生じると推定されています。目の怪我(打撲など)や病気(炎症など)、全身疾患(糖尿病など)、薬物といった原因で引き起こされる場合もあります。

Qどんな症状になりますか?

正常眼・白内障眼の図

A初期には無症状のことが多いです。進むにつれて水晶体の濁りが光を遮ったり、散らしたりするようになり、次のような症状が出てきます。見え方がかすむ。暗くなる。霧がかかったようにぼやける。まぶしさを強く感じる。物が二重に見える。
 但し、今言った症状があれば白内障なのだとは限りません。他の病気が原因の場合もありますから、気になる方は眼科を受診して、きちんと診断してもらってください。

Qどういった治療方法がありますか?

A初期には、進行(濁りの増加)を抑える点眼薬を用います。残念ながら点眼薬では、濁った水晶体を透明に戻すというまでの作用は期待できず、また、進行を完全に止めるということも不可能です。
 白内障が進行して、生活に支障を来すようになってしまえば、視力を回復させる方法としては手術ということになります。手術に関しては、また次の機会に詳しくお話ししたいと思います。