葉酸

葉酸とは?

 葉酸は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつです。葉酸(folic cid)はラテン語でほうれん草を意味する「folium」に由来しています。赤血球の生産を助ける造血に必要なビタミンとして知られています。

葉酸の効能

 葉酸は、細胞のホモシステインというアミノ酸が、たんぱく質の合成に必要なメチオニンに変換されるのを助けたり、核酸の合成にも必要です。細胞の生産を助けることになるので、胎児の発育には不可欠で、妊娠期や授乳期のお母さんにとって不可欠な栄養素と言われています。また、貧血の予防や動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。

葉酸を多く含む食品

レバー、なばな、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリー、いちごなど

 

葉酸の欠乏症

  • 普通の食事で不足する事はないと言われています。
    しかし 妊娠・授乳中の女性は別で、意識的に多めに摂る必要があります。
  • お酒をたくさん飲む人、アスピリンや避妊薬のピルを飲んでいる人は欠乏しやすくなります。
  • 欠乏すると、口腔の炎症、肌荒れ、疲労感などの症状が現れます。
  • 欠乏症として 巨赤芽球性貧血(悪性貧血) があります。

過剰摂取による副作用

過剰症は確認されていませんが、多量に摂取すると亜鉛の吸収が阻害されることが報告されています。
サプリメントから摂る場合は許容上限摂取量以下にしましょう。

摂取時の注意点

葉酸の1日の所要量は大人男性200μg、大人女性200μg、幼児40~80μg、小学生110~140μg、中高生180~200μgです(第6次改定日本人の栄養所要量)。上限は大人男性1000μg、大人女性1000μg、幼児300~400μg、小学生500~600μg、中高生800~900μgです。妊婦は所要量にプラス200μg。授乳婦は同じくプラス80μgとなっています。

食品の葉酸含有量

科学技術庁資源調査会編には一部のデータしかありません。

  • 牛レバー
  • 豚レバー
  • 豆類(大豆、納豆、小豆、はな豆、ひよこ豆)
  • 野菜類(グリーンアスパラ、ブロッコリー、モロヘイヤ、ホウレンソウ、キャベツ)
  • 果実類(ドリアン、なつめ、ライチー、バナナ、メロン)
  • キノコ類(うすひらたけ、エリンギィ)

※一部データのあるものを拾いました。

高齢者、喫煙者、アルコールを多く飲む人、ピルを使用している人、ビタミンCを多量に摂取している人等は葉酸を多く摂取してください。