ビタミンB2

ビタミンB2とは?

 ビタミンB2は、水に溶ける水溶性ビタミンで、脂質を中心にたんぱく質、糖質などを分解し、エネルギーに変える重要な働きをします。また、健康的な肌を作り、口内炎やニキビを予防・改善する効果もあります。

ビタミンB2の効能

 ビタミンB2は、粘膜の保護を行う働きがあることから口内炎の予防・改善、脂質を分解する働があることからニキビ対策にも効果があります。

ビタミンB2を多く含む食品

レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類など

ビタミンB2の欠乏症

  • 皮膚や粘膜に炎症がおこりやすくなります。
  • 口角炎、口内炎、舌炎。肌荒れ、髪のトラブル。
  • 目が充血してゴロゴロする。
  • 子供では、不足すると成長障害が起こります。

過剰摂取による副作用

通常の生活では、とり過ぎの心配はありません。

摂取時の注意点

  • ビタミンB2の1日の所要量は大人男性1.2mg、大人女性1.0mg、幼児0.8mg、小学生1.1mg、中高生1.3mgです(第6次改定日本人の栄養所要量)。上限はありません。
  • 必要量以上は尿として排出されます。保存方法や調理方法によって損失する可能性が大なので細心の注意が必要です。例えば、熱には強いが水に溶けだしてしまうので、煮汁も食するような調理が必要です。また、体内に保存できないため、こまめに摂取しなければなりません。

食品のビタミンB2含有量

科学技術庁資源調査会編(100g当たり)

品   名 B2含有率(mg) 品   名 B2含有率(mg) 品   名 B2含有率(mg)
やつめうなぎ 6.00mg ほしいわのり 2.20mg ぶた・ソーセージ・レバー 1.42mg
干しやつめ 6.00mg ほしかわのり 2.10mg わかめ・板わかめ 1.40mg
こめ・穀粒・強化米 5.00mg あおのり・素干し 1.90mg せん茶 1.40mg
酵母・乾 4.70mg 鶏・乾燥卵 1.84mg 番茶 1.40mg
ぶた・肝臓 3.60mg 鶏・肝臓 1.80mg 抹茶 1.35mg
あまのり・ほしのり 3.40mg かまいり茶 1.80mg とうがらし・乾 1.30mg
あまのり・焼きのり 3.20mg パプリカ 1.78mg ほしまつも 1.25mg
牛・肝臓 3.00mg ぶた・腎臓 1.75mg 玉露・茶 1.16mg
鶏・乾燥卵白 2.90mg 干ししいたけ・乾 1.70mg 乾燥わかめ・素干し 1.15mg
あまのり・味付けのり 2.90mg 酵母・生 1.50mg 唐辛子 1.15mg
水前寺のり 2.30mg ぶた・レバーペースト 1.45mg アーモンド・いり 1.10mg

含有量1.10以上の食材

 100g当たりの含有量の多い順に並べましたが、せん茶100gを1日に摂取するなどと云うことは現実の問題として不可能です。実際には牛乳200ccで0.32mg、豚ヒレ100gで0.32mg、魚肉ソーセージ80gで0.48mg、ほうれん草50gで0.12mg、合計で1.24mgで成人男性の1日の所要量です。しかし、牛乳が朝日の燦々と入る食卓の上に載っていたり。ほうれん草を茹でるときに派生する損失などを考慮に入れるとこの倍の量は摂取しなければなりません。強化米を使用したり、「レバーを使った料理を週に一度は取りなさい」と云うのも理解できます。